その謎は解明済みですよ

謎解きイベントの感想書いていきます

追跡者Xからの脱出

主催:SCRAP
日時:2017年10月
場所:アジトオブスクラップ浅草
結果:失敗

リアルトラップアクションゲームという、ちょっと気になる公演です。
監視カメラを見ながらトラップを駆使するという説明がかかれています。
影牢みたいなゲームなんでしょうか?

基本的に敵は強いので対峙した瞬間負けます。
なので、トラップが生きてくるんですね。

最初はまぁそんなに考えることもなく…。
と思ったら、早速詰まる。

このゲーム、何度失敗してもいいので、ダメ元でも動かすべきですね。
色々予想外のことが起こったり、新しいことがひらめいたりします。

結局、失敗したんですが…。
やっぱり、連携が取れてないというか、
「あの罠を動かしてそのこれを動かして…。」
「ここはこうした方がいいんじゃない?」
「それをするためにはこれがアレでこうだからできなくて…」(この説明3回目)
と、作戦を立てるのは楽しくもあるんですがしんどいです。

成功したか?と思ったときにえ!!!ってなことがあり、
達成感のあとの絶望感、そして乗り越えた達成感…という起伏が楽しいです。
本当は達成感を最後に据えたいですが、絶望感で終わっちゃったのが残念。

しかし…語りたくてたまらないポイントが有るんですが…ネタバレネタバレ…。
もう、思った以上にすごい。
RED ROOMもおすすめなんですが、こっちもまたおすすめです。

 

TRAP

主催:よだかのレコード
日時:2016年7月
場所:ドラマチックルーム
結果:失敗

よだかのレコードB-SIDE第二弾、TRAPです。

この公演でこそ、B-SIDEってこんなことやりたいのか!というのを
強烈に意識した公演です。

実際、タイトルしか出ず、一体何をさせるのか全く不明。
よだかだから変なことはないだろうけど…全く想像がつかない。

さて、スタート時にいきなりすごいこと言われます。
とはいえ、もはや普通の公演ではないという覚悟を持ってきているので、
そんなこと言われてもどんとこいというか…。

まぁ、普通に謎をとくんですが…。
答えを持っていくと…え、どういうこと??

そしてなし崩し的に状況もよくわからないまま、
ある行動がスタートしてしまいます。

これがB-SIDE!
これがTRAP!!

しかし、世界観もわからない。
今やっていることはわかるが、どこまでやればいいのかわからない。

そしてなし崩し的に最後の謎に…。
残されたのは10分。
結局、一箇所どうしても詰まってしまい、そこで失敗してしまいました。

正直、わけもわからないまま流されていったという公演です。
面白いとか面白くない以前に、「よくわからない」なんですよね。
実験的企画、って銘打っているだけあって、多分主催側も正解がわからない。

最後の謎はしっかり作られてて面白い。
でもやりたかったのは多分そこじゃないんだろうなぁと思うし、
序盤~中盤でボタンを掛け違えた感じがひしひし感じています。

楽しいことを突き詰めようとすると、
楽しさは上がっても楽しいと感じる人は減ってしまう。
ハマれば楽しいんだろうけど、残念ながら漏れちゃった側だなぁと感じた公演でした。

SILENT NIGHT/SILENT NIGHT again

主催:よだかのレコード
日時:2015年12月
場所:ドラマチックルーム
結果:成功

again
日時:2017年4月
場所:ドラマチックルーム
結果:成功

よだかのレコードには変わったことをするB-SIDEってのがあって、それの第一弾です。
といっても、最初なだけに言われなかったらB-SIDEとはわかりませんね

霧の街での不思議な出来事。
何とかして霧の街から脱出していきます。

いきなり、あることを説明されます。
なるほど、それでこのタイトルなわけですね。

そして街の中を色々探検していくと…?
えええ?どういうこと??という展開があります。

こういうギミックがB-SIDEなのかな?
色々もやもやしたけれど、最後はスッキリと終われました。

再演のagainなんですが、個人的には再演自体そこまで好きじゃないんですよね。
私自身は雰囲気よりだっしゅほーいか否かのギリギリ感が好きなので、
クリアできるのが確定している再演はまぁいいかなと思うタイプです。
だけど、失敗したーという声が結構多くて気になって仕方ないんですよ。

改めて日付を見直すと、1年以上前になるんですね。
もうすっかり謎も忘れていたし、途中から別のことをしていて
ほとんど新規のゲームって感じで楽しめました。
人によっては、1週間前にやったばっかりって人もいるらしく、
そんな人は一瞬で解いてしまうみたいです。

しかし、そこからちょっと続きの話があって…。
ちょっぴりのおまけ、って感じだったのかもしれませんが、
前回のおさらいが30分程度なので、残りの30分たっぷりとかかって楽しめました。

 

シカバネ生存戦略

主催:AnotherVision
日時:2015年9月
場所:ビジョンセンター東京
結果:失敗

生き残るための方法を模索していくゲームです。
AnotherVisionの公演は事前情報が少なくてふわっとしてますね。
(レビュー書きにくいぞ!!)

私が初めてAnotherVisionの名前を知った公演です。
なかなか懐かしい。
まさかテレビで人気を博するとは当時は思わなかったですね。

えらく、ゲームチックな謎解きだなぁと思いました。
もともとリアル脱出ゲームはリアルでない脱出ゲームがあって、
できるだけそこから遠ざけるようにみんな思慮してたんですよね。

もちろん、要所要所はそうではないんですが、
全体としてみたときに、すごくコンピュータゲームっぽいんです。

世代的にそういうゲームが流行った時期は触れたことのない過去のものなんでしょうが、ブームが一巡するとか結局行き着く部分が同じとか考えてしまいますね。

そして、今のAnotherVisionのものを見ているとやっぱり新しいものを作っていて、
色んな意味で転換になった公演なのかなぁと思ったりします。

 

ロンドン警視庁からの脱出

主催:SCRAP
日時:2017年8月
場所: 原宿ヒミツキチオブスクラップ
結果:成功

コナンのコラボも5回目。
今回はロンドン警視庁と書いて「スコットランドヤード」からの脱出だそうです。

そして、飛び出す謎解き絵本。
もうなにがなにやら…?

ロンドン警視庁をテーマにした遊園地で爆弾騒ぎがあって…、という話です。

飛び出す絵本、本当によくできています。
途中までしかできてなかったりするので、
実際にノリやハサミを使って完成に向けて作り上げていきます。

そして、あっと驚く最後の展開。
絵本のヒミツを見つけた時、衝撃に包まれる!というのは嘘ではないです。
すげぇ!ってなりますね。

ただ、この公演、謎解き部分はすごく良い出来なのですが、
オープニングやエンディング、世界観なんかがどうも噛み合ってないというか…。

なんか、映画や年末特番のタイアップとかで無理やりこういうふうに繋がったのか
大人の事情があるんでしょうけどね…。

Blain's Room

主催:やみなべ
日時:2017年9月
場所:中央区立産業会館
結果:失敗

心を病んだ人の治療法として、直接人が頭のなかに入って治療するという
方法を確立した世界で、私達が治療しに行く、という話です

さて、部屋に入って思ったことは「やべぇ」です。
始まるまでは見てはいけないわけなんですが、所狭しといろんなものが…。

謎解きって、問題を作る側としては結構辛くて、
教科書通りに作っては絶対に駄目で、そうなるとつまらないわけです。
なのでどこかで思考の外をつかないといけない。

そういう意味ではこの公演はとても行儀が悪い公演で、
ストライクゾーンに投げてないから打てないよ、みたいな感覚かもしれません。

私達の会では満員だったので8人のチームだったんですが、
時間によって隔たりがあるみたいで、3人のチームでやることになったらしいです。
8人ではちょっと時間が足りない、みたいな感じだったのに3人では成功だったらしいです。

人数が多いと失敗する。
確かに、そんなフシがあるかもしれませんね。

 

THE TRUNK

主催:リーチ ルクク
日時:2017年9月
場所:某所(出張依頼)
結果:成功

トランクに入った爆弾を解除する体験ができるゲームです。

そういうのを作っている人がいる、ってのは聞いてたんですけど、
運良く遊べる機会があったので遊んできました。

本当にトランクがあって、タイマーがあって、
ピッピッピッとカウントダウンしていて…爆弾解体です。

ネジで蓋を開け、そこにある謎をといて解除していき…。
ニッパーで配線を切っていくのは興奮します。
映画とかであるまんまあれ。

実際、ギミックも凝っていて、え、そういうのができるの!?とか
進研ゼミでやったやつだ!ってのがあったりとか、
うおお!!ってポイントが盛り沢山です。

こういうのを一人で作り上げるのすごいなぁ…。
また新しい新作とかも期待したいです。