その謎は解明済みですよ

謎解きイベントの感想書いていきます

赤い洋館のヒミツ

主催:SCRAP
日時:2017年7月
場所:道玄坂ヒミツキチラボ
結果:バッド0/3 ノーマル4/4 トゥルー0/1

 

SCRAPの実験祭、探索型カードゲーム??
どんなゲームか気になります。
だいぶんタイトルと内容でネタバレ感ありますけどね。

なんやかんやで赤い洋館にたどり着いた主人公。
そこには黒い男がいて…彼は殺人鬼だった!
この洋館から脱出できるのか…。

会場は6部屋に分かれていて、入り口にはカーテンがあります。
チームごとに部屋に入って行動をするとカードを手に入れます。
具体的には調べたい場所のカードを引いてアイテムや情報を入手します。
また、部屋のスタッフにやりたいことをダイレクトに伝えるとかもできます。

部屋に入ったら殺人鬼がいた場合も同様で、アイテムを使って応戦が出来ます。
失敗すると殺されますが何度でも復活できるそうです。

問題山積みの公演なんですが、実験ですからね…。
とはいえ、ただでさえ狭いあの会場についたてで部屋を区切ったらとても狭い。
部屋で1/3、廊下(通路)で1/3、デッドスペースが1/3ぐらい?
まぁ、要は1/3ぐらいに40人ぐらい押し込まれるわけですね。

会場の都合上

シナリオに関しても…個人的には不満。
殺人鬼をなんとかして撃退する→殺人鬼が持つ鍵を入手→鍵で勝手口から脱出(NORMAL END)、
EDで殺人鬼の妻と娘を墓を見つける→その事実を殺人鬼に突きつける→TRUEEND。

こういう流れなんですけどね…。
いや、殺人鬼になった理由が妻と娘が(別の)殺人鬼に殺されて狂ったのに、
それを再度突きつければなぜ正気に戻るのか…。
ここが理解できずにTRUE ENDにはたどり着けませんでした。

 

あとは… なにもわからない状態から、屋敷を探索することで、
事件の全貌が少しづつわかってくのは楽しいんですが、
勝手口から脱出したら日記がもらえてそこに全部書いてあるんですよね…。

テストプレイした挙句、カードの揃い方によっては、
うまく最後まで到達できないから、安易な方法に逃げたのかなぁ…。
正直、どっかで見たことがあるようなシステムなんだけど、
ゲームフォーマットとして定着してないのは、
万人にちゃんと遊べるように調整していくのが至難なんですよね。
公演だと60分という結構辛い制限もあるわけですし。

個人的には、すげぇ、ってポイントを仕込めなかったんだなぁと思いながらも
最低限楽しめる程度の仕上がりには持っていけているのは良かったです。