その謎は解明済みですよ

謎解きイベントの感想書いていきます

アルティメットクイズショウ

主催:タンブルウィード
日時:2017年8月
場所:イベントカフェスイッチ
結果:失敗

クイズはそこそこ得意だと思ってたんですが、いざ早押しボタンを渡されると
問題を聞いている間に押される、わかったのにボタンが押せないと
なかなかつらいもんですが、この公演は謎解きです。

最初に練習がてらクイズをするんですが…
うおお、クイズだ!テレビで見てたやつだ!!
実際にああいうのを見ると興奮しますね
昔はろくなコンピュータもなかったからわかるんだけど、
今でも使っているってことはフォーマットなんでしょうねぇ。

とまぁ、楽しくクイズをやってたら、休憩時間に…。
もちろん、休憩時間という名の謎解きタイムです。

情報量が多い、というか、クイズの資料がたっぷりあるので、
本当にしんどい印象です。
それでも、おおっ!って思える仕掛けがいっぱいあって結構飽きないです。

最後…中途半端に気がついてたんですが、
仮にそうだとしてもじゃあどうするんだ、みたいなところで躊躇してしまい、
「本当にそれでよかったのでしょうか…」と言われて失敗。

ですが、美しいというか、変にまとまりがいいというか…
完敗です。
目の前に堂々と置かれていると逆に見落とすみたいな感じしますね…。

エンターテイメントとしても謎の作り込みとしても最高の公演でした。

巨人に包囲された古城からの脱出

主催:SCRAP
日時:2016年10月
場所:下北沢謎ビル
結果:失敗

進撃の巨人とのコラボのアジト型公演です。
実は、この公演やや「大したことないんじゃない」と高をくくってたんですね。

なぜなら、
・コラボだからすぐ終わりそう
・全国のあちこちでやっているから、凝った仕掛けは控えめだろう
・横浜でもやっているけど、あの部屋は狭そう
とかで、SCRAPだからつまんないことはないだろうけど…みたいな感じでした。

さて、最初に調査兵団のマントを渡されます。
別に付けなくてもいいとか言われるけどやっぱつけますよね。
それで心臓を捧げよ!のポーズしますよね!

そして、「この公演はめちゃくちゃ動きます」と言われます。
スカートの人のために着替えを用意しているぐらい動くそうです。
先に行っておくと…まじで動きます。やばい。

実際、思った以上に完成度高い作りでした。
むしろ、こんなものを8個も作ったの!?やりすぎじゃない!ってぐらい凝ってます。
(全国展開していて、8都市同時開催ぐらいしていたはず…)

結局、最後の方でまさか…という事態になり、後1分では無理…ということで、残念ながら失敗。

外で戦っている調査兵団ほどでないにしろ、中でも命がけだなぁ…って感じです。
巨人との死闘を体感できてとても良い公演でした。

あのカフェで君は眠る

主催:AnotherVision
日時:2017年3月
場所:イベントカフェスイッチ
結果:成功

下北沢にスイッチという謎解きイベントをやっているカフェがあるんですが、
そこでAnotherVisionがそこのために作った謎解きイベントです。
他にイベントが入らなかったときにやっている公演なので
参加できる機会は多いでしょう。

入院した彼女を偶然街で目撃し、その後を追ってみると
よく一緒に過ごしたカフェにたどり着き…
そしてそこでなんやかんやある、ってなストーリです。

わざわざこのカフェのために作った公演だけあって、
よく行き慣れているはずのカフェなのにそんな仕掛けが!と驚くこと。
ここのために作った、っていう感じのする公演です。

ストーリーはね…ちょっと切ない感じでしたね。
ただ、難易度はそれほど高くないと思ったのでなかなか楽しめました。

下北沢謎解き街歩き

主催:SCRAP
日時:2017年3~4月
場所:下北沢全域 (受付:下北沢ヒミツキチオブスクラップ)
結果:成功

下北沢ってスイッチが有るおかげでよく行く場所なんですよね。
なにげにアクセスも悪くない。

ということで周遊です。

始めた時期はちょうど開始直後なのであちこちに赤い袋を持った人がいます。
謎解きキットは赤い袋に入れて渡されるんですよね。

ほんとすごい。1分も歩くと10人はすれ違ったぞ?って感じでみんな持っている。

さて、第一ステップは…なんだこれ?って感じで終了。
意外とさっくり終わるんじゃない、これ?

そしてステップがすすむと…え、結構歩く?
地図だとこのお店…どこにヒントが有る??
どうでもいいけど、このお店何…?ちょっと覗いていくか…。

てか、変な店多いな。美味しそうなもの売ってるな。
きになる…休憩がてら見ていくか…。

そういえば、ドラマで出てくる下北ってこんな感じだよね。
古着とかいっぱいあったりして。
サブカルっぽい服がいっぱい売ってる。
(注:筆者はサブカルを誤解している可能性があります)

お店巡ったり休憩して色々食べたりしてたら…いつの間にか夕方。
変なカード貰ったし、流石に疲れたので、
たこやきとドーナツを持ち帰りで買ってあとは家に帰って解くか…。

はい、家に帰って…まだ続きがあるんかーい!!

ということで、また別の公演がスイッチである時に再開。
無事クリアできました。

下北沢、よく行くのはあのへんだけなので普通の街だなと思ってたんですが、
駅の反対側に出ると面白い店がいっぱいあるんですね。

周遊ってのは街の再発見も兼ねているわけですが、
下北沢って街の魅力が存分に伝わる楽しい周遊でした。

脱走者緊急手術

主催:よだかのレコード
日時:2017年7月
場所:ドラマチックルーム
結果:成功

よだかのレコードとブラックジャックのコラボ!
よだかのコラボというと、とんかつDJアゲ太郎を思い出しますが、
あのカオスな漫画をうまく世界観に落とし込んですごく良かったことを思い出します。

しかしブラックジャックとは…。
どうでもいいけど、ブラックジャックってかっこいいというより、
ハーフボイルドな左翔太郎的なイメージがあるんで、
キメキメの渋いボイスはやや違うカンジがするんだよなぁ…。
スネークが渋いボイスのまま、ふざけたことを言うのは確かに面白いのですが…。

閑話休題

さて…ややネガティブな事を言うと、ちょっと不安があるんですよね。
「手術まであと60分」って…60分後に手術…なの?とか、
クランケの様態とか、パンフやOPと実際とではやや異なっているんですよね…。
多分、当日まで色々変わったんだと思うんだけど…大丈夫かな、

ですが、そんな不安も吹っ飛ばす出来栄え。
まさか…それをそう使うのか!
そして、最後の10分…。
なんだこれは…。
いかにもよだかっぽいものが…。

思いついても大変だからやらないだろう、みたいな
そういうことをやってくるのがよだかっぽいわけです。
まさにブラックジャックっぽいクライマックス。

そして、原作でよく登場する一コマを再現して…
「ふぅ…手術成功だ」とつぶやき、無事成功!

いやぁ、楽しい。
しっかりブラックジャックっぽい感じで仕上げていました。
個人的には、大きな紙にいっぱいに書かれた化学式を
ガリガリ解いていくのってなんか男の夢っぽい所ありません?
ないか。ないかなー。まぁ、私はなんか好きです。

ある実験室からの脱出

主催:SCRAP
日時:2017年7月
場所:道玄坂ヒミツキチラボ
結果:成功

20分シリーズ、気にはなってたんですが、
なかなかタイミングが合わないなーと思ってたら、終わってしまってて
再演ということでいくしか!って感じで行きました。

普通は60分なのに、その1/3。
なんでもいきなり大謎、って感じらしいです。

20分なのに、オープニングとか凝っているなぁ…。
ちゃんと60分公演と同じぐらいの力の入り方を感じました。
体験版みたいな感じだと思ってたのに、そういうわけじゃなさそう。

なるほど、紙も少なくて良い。
ひらめきで解ける謎が多いのでサクサク進みます。
たしかに謎の数は少ないけど、満足感はしっかりあります。

ただ、やっぱり物足りないんですよね…。
面白いとは言え、このためだけにわざわざ渋谷に来るか、って言うと…。
これ1個だけのためにわざわざ遠出してくるのはちょい辛い。

カジュアルに立ち寄れて、2,3個の謎解きが遊べるといいんですけどね…。
って、それはまんま「なぞともカフェ」なんですよね。
たしかにキューブとしてこれがあっても不思議はない。

とはいえ、後2つのやつもやってみたいです。
再演されるといいなぁ。

宇宙怪獣からの脱出

主催:SCRAP
日時:2016年8月
場所:アジトオブスクラップ横浜
結果:成功

この公演、実はあんまり興味なかったんですよね。

まぁ、SCRAPだから面白いんだろうとは思いつつも、なんか地味。
なんだろう…この残念感。

でも、ちょうどなぞともカフェでイベントが有って、
そのときに好きな公演の下の方にこの公演があったんですよね。
イベントで集まった人が1個だけ公演を書くシステムなんですが、
要は数人がこの公演が最も良い、と評価した、ってことです。

それで、俄然気になって、ちょうど横浜でやっているようなので
その場でチケットを確保して行ってきました。

要はヒーロー物ですね。アニメで言うところの勇者シリーズみたいな?
でも、事前に読んでおくようにと渡された紙をよく読んでみると、
やや不穏なことが書いています…これは…こういう展開になるな…。

そして、公演スタート。
なんかすごい怪獣が襲い掛かってきて、我々が立ち向かうことになります。
我々はヒーローの卵…ですらなく、まだ学生なので卒業試験があります。
ヒーローたるもの、知力以外の体力とか反射神経とかも必要。
ああ、ついたての向こうのチェックポイントで怪しげな声が聞こえる…。

そして、ヒーロースーツの着用が許され、いざ作戦を…。
そして立てられた作戦は…やっぱり…そうだよね。

そしてなんやかんやあって…いざ、怪獣との戦闘。
ああ、そういうことか!
そこでそうなるのか!!
そして撃退…そしてそうくるか!!

公演が終わって、なるほどこれは良い!と感じました。
男の子の好きな要素がしっかり詰め込まれた公演です。
たしかに、好きな公演で名前挙げたくなるのもわかる。

正直地味です。
ただ、行ったら満足度は高いんじゃないかなーと思っています。