カーテンコールは終わらない
主催:すゞひ
日時:2017年6月
場所:道玄坂ヒミツキチラボ
結果:164点/300点(同公演最高264点)
紫陽花の君と止まった時間が良かったので、
再演であるこちらの公演も非常に気になっていたのですが、
気がついたときにはチケットは完売。
残念だなぁと思っているさなか、当日券が出るかもという情報を得て、
だめもとで行ってきたところ、無事参加することができました。
劇団カーテンコールの結成5周年パーティ。
そこで事件が起こります。
序盤から色々飽きない仕掛けで楽しかったです。
参加者をも巻き込むイベントなんかもあったりして…。
で、事件なんですが、もう本当に難しい。
トリックも満載。そしてそこから導かれる人物関係がとても入り組んでいて、
45分の捜査パートでは、把握しきれない情報量。
でも、情報を引き出しながら少しづつ事件の紐をほぐしていくのはとても楽しいです。
自分たちでは結構いいところまで言ったと思うんですが、
会場トップはもう圧倒的な強さでしたね。ぶっちぎってました。
以下、ややネタバレかもしれないけど、ちょっと書き残したいことを。
(白文字で書いています)
解決編で「このトリックさえ見破られなければ…」というんですが、
これ、どうしても違和感がある一言なんですよね。
なぜなら、みんなが最初に気づくのはアレではないし、
証言を考えてみると、本当に隠す気があったのか?みたいな一面があります。
気づく人が少なかったからわかりやすく難易度調整した、というメタな考えを抜けば、
トリックを積極的に隠す気がなかったのでは、と推測されます。
その理由は、動機や背景を考えれば自ずとわかります。
私の考えすぎかもしれませんが、
この辺の背景をより重く感じられる一シーンで、私のお気に入りな部分です。
タイトル通り、終わってほしくなかったなぁ…。