ダンガンロンパV3 超絶体絶命絶望希望ロワイヤルZ
主催:あそびファクトリー
日時:2017年5月
場所:J-SQUARE SHINAGAWA
結果:脱出成功
あそびファクトリーのダンガンロンパ再び!
前のタイトルにZがついただけ…?
いやいや、超絶パワーアップしてますよ。
別の記事にも書いたけど、いろんな団体とコラボした持ち帰り謎が5つ!
それ以外にも物販グッズが充実!
また、前回のオープニングは淡々と設定を伝えるだけの導入だったのに対し、
今回はモノクマーズたちが大暴れ!
本編にもありそうなダークな漫才を繰り広げ、盛り上がったまま謎解きスタート!
今回のは一人々々に役割があるんで、いいですね。
チームメンバーが強い人だったので、任せっきりにしてたんですが、
手持ち無沙汰なので、過去の問題をちらほら…
あれ、もしかしてこれって…。
そんな感じで難なくクリア。
しかし、終わったあとの解説で、色々小ネタがあると知ってびっくり。
一部は気がついてたけど…、え、そんなのあったの?というやつとか。
という感じで、前作より超パワーアップしてた公演でした。
オープニング長いけどね!
Colorfuls
主催:Another Vision
日時:2017年6月
場所:sad cafe
結果:脱出成功
毎度のことながら、レベルの高い作品をつくるAnotherVision。
今回は代表の方が変わって第一弾の公演らしいです。
待ち時間にスクリーンに映されるちょっとしたアニメからしてすごいね、と
チームの人と話してたんですが、オープニングが始まるともっとすごい。
解説に合わせてスライドが出るんですが、文字がぴょこぴょこ飛び出すのがいい。
なんというか、デザインセンスがいいんでしょうね。
さて、ストーリーは特に無いし、冒頭の解説で怪しいぞ?と思った部分は
さらっと「謎には関係ないです」といわれ、ちょっとしょげた感じでスタート。
開けてびっくり…。え?え?と困惑。
それでもなんとか解答用紙を埋めて…また困惑。
あ、これはアレで出た問題だ!と某ゼミのようなひらめきがあったりして、
最初の問題からこのネタを仕込んでくるのはなかなか難しい…。
次の問題も、その次も、困惑…そして驚愕。
そんなのが連続しました。
最後の問題…これも見事だなぁと思いました。
普段なら瞬殺できるはずのものを盲点に落とし込む感じがすごい。
日本語がわからなくても遊べる公演だったので普通に海外でも行えそうだし、
AVが世界狙っているのかなぁという感じの公演でした。
逆転裁判 逆転のリドル
主催:あそびファクトリー
日時:2016年12月
場所:J-SQUARE SHINAGAWA
結果:脱出失敗
謎解きって、ある命題を常に抱えています。
そもそもなぜそこに謎があるのか。
いわゆる推理系なら犯人が偽装したり偶然が重なって脇道にそれたりで、
謎が生まれることがあります。
ですが、そういうのは答えが用意されていないものです。
間違っても、紙を折って組み合わせたら答えが出た、なんてことはないです。
逆転裁判の公演はSCRAPもやっていたのですが、
謎解きと推理は違う、みたいなことを感じていました。
で、この逆転のリドルなんですが、その矛盾をシンプルに解決しています。
被害者がパズル作家だった。
パズル作家なので証拠品に謎があるのは当然です。
が、言うのは簡単だけどやってみると超大変なんです。
なにしろ、証拠品の謎解きをやりつつ、裁判も平行して進むんです。
証拠品はパズル以外にもいっぱいありますし、
それぞれがどんなものか検品しないといけないです。
そんなわけで、机の上にはいろんなものでわちゃわちゃ。
冒頭で紙が100枚ぐらいあります、と言われて覚悟してたものの、
実際にそれを目の当たりにしてみると絶句するしかない状態です。
個人的には、もし逆転裁判の謎解きがあるんだったら、こんな感じが理想みたいな、
そういう夢がそのまま形になったような公演だと思います。
正直、60分はちょい…どころかかなり辛い、って思える公演です。
しかしながら、クリアとは関係ないところの小ネタまでしっかり作り込んでいて
どんだけ詰まっているんだ…と驚きの連続でした。
2,3時間かけてゆっくりやりたい公演だったなぁ。
うだつのあがらない勇者からの脱出
主催:SCRAP
日時:2016年2月
場所:アジトオブスクラップ東新宿GUNKAN
結果:脱出失敗
先日終わっちゃったらしい公演です。
結構面白かったので想いでがてら感想を書きます。
まぁ、タイトルのとおりというか、なんやかんやで腑抜けてしまった勇者が
試練の神殿に飛ばされ、そこで試練を課される、というストーリーです。
本物のRPGでもありそうなギミックがなんとも面白いです。
いろんなことをして、最後の鍵っぽいものを手に入れて、
それからどうする?というところでタイムアップ。
あと5分あれば…という惜しい感じで失敗でした。
公式ページをよく読めば書いてあるんですが、この公演、おみやげがあります。
加藤さんに「ざまぁみろ」と言われてリベンジする気持ち、とかいうのではなく、
ちゃんとした物理的なものです。
そのおみやげ、なかなかに良いです。
なんか騙されているような、見透かされているような、
なんともくすぐったい感じがするものなのですが…。
日常からの脱出、それを真面目に見据えたらこんな公演になったんでしょうか。
こういうアプローチもなかなか楽しいものです。
ツートン
主催:C-lock-row
日時:2016年11月
場所:イベントカフェスイッチ
結果:脱出失敗
こちらの団体は難しい謎を作るというのが特徴です。
ただ難しいだけではなく、味のある難しさなんですよね。
この公演はそういう団体のカラーがたっぷりと詰め込まれた公演です。
ポスターも白黒を基調としたデザインでタイトルもツートン。
その名の通り、白と黒をモチーフとした謎解きです。
システムを聞いて、なるほど?と思いながら謎解き開始。
途中、大幅に詰まるものの、ヒントを貰いつつちょっと前進。
ところが…やたら難しい謎がやっと解けた、という段階でタイムアップ。
本当に難しいです。
ところが解説を聞いてその鮮やかさに脱帽。
なるほど、こう来たか!という感じです。
途中、なるほどツートンだわ~という謎もあっていい感じです。
これに気がついたときは本当に震えました。
謎解きの引き出しの可能性を感じる公演でした。
ダンガンロンパ3 絶望遊園地からの脱出
主催:ナゾメイト
日時:2016年10月
場所:東京ジョイポリス
結果:脱出成功
ジョイポリスを舞台に行う、ダンガンロンパとのコラボイベントです。
ちなみに、夕方にもう一つの絶体絶命絶望希望ロワイヤルとハシゴしてきました。
特にチームを組む相手もいないので、一人でフラフラ…。
謎自体はそんなに難しくなく、30分程度で脱出成功、景品の名札ももらえました。
しかし、このあとのおまけパートがなかなかの難問…。
改めて問題を見直すとあるわあるわ、ヒントと違和感の数々…。
受け取った紙はそんなにないんですけど、色んな所にダブルミーニングがあって、
こっちの方は道半ばで時間切れ…。
あとから見返してもぎっしり詰まっていた良い公演だったと思います。
私自身がさっくりクリアできた割には、全体的には脱出率は低めで、
クリアできたのは10人ぐらいしかいなかった気がします。
まぁ、これが一般的で、ヒミツキチだのアジトだのの猛者が集まってくるところに
慣れ過ぎだったのかもですね。
ニューダンガンロンパV3 モノクマーズ謎ファイル
ダンガンロンパV3 絶体絶命絶望希望ロワイヤルZで売っている持ち帰り謎です。
なぞともカフェでも販売しているようですね。
1個1500円は若干高いけど…まぁなんとか?って感じではあるんですが、
これが5個もあって全部で7500円となると、さすがに財布に辛いところです。
とはいえ、全部面白そうなので買っちゃいましたよ。
モノタロウ 「超高校級の???と謎の研究室」
団体:よだかのレコード
謎の研究室から脱出する、という内容なのですが、
これはオーソドックスな脱出ゲームっぽくて、
ダンガンロンパを知らない人でもわかりやすいです。
とはいえ、ピリピリとダンガンロンパのネタも絡めていて、
知らない人も知っている人も楽しめる良いバランスです。
難易度もちょうどいいですね。
モノキッド 「一年間フレンズ。」
団体:AnotherVision
これは完全にダンガンロンパV3のファン向け内容となっています。
16人のキャラと一年間を過ごしながら謎を解いていきます。
文章量も多く、ミニ小説を読んでいる気分になります。
謎も本編のミニゲームを彷彿する内容で、
間違いなく「ダンガンロンパ」の謎解きという仕上がりです。
本編未プレイの人にはおすすめしづらい内容ですが、
こんなの買う人はもちろんプレイ済みですよ。
モノスケ 「絶望論破録カイト」
団体:零狐春
名前からして某ギャンブル漫画のパロディのタイトルとなっていますが、
その通り、百田解斗が調子に乗ってカジノにはまるところから話が始まります。
そこからの話の広げ方が個人的にお気に入りです。
たしかに彼女らしい話の持っていきかたですね。
最後の部分、わけもわからず解いたんですが、なっとくの出来栄え。
相手の心理を逆手に取るのがギャンブラーですね
ちなみに、答えは小文字で入力しないといけないみたいです。
大文字で入力してたので、いつまでたっても進めなかったのがややマイナスでした。
モノダム 「再構成オブザロボット」
団体:ENIG-ROID
故障したモノダムを直していくストーリーです。
これは、謎解きクラスタに挑戦する!という感じの難易度でした。
意図的にヒントを抜いたような作りです。
スケルトンパズルを出す時、「文字を埋めて白いところを上から読め」
という感じの指示があると思うんですが、そういうのがない感じです。
Bの問題とかはノーヒントだと脳汁ドバドバ出るほどの面白さなんでしょうねぇ。
流石にヒントがないと無理でした。
モノファニー 「ゲロの色は。」
団体:???
何故か製作者が未公開なので、どんな傾向なのかすらわかりませんね…。
なんとなくパズバコを解いている気分になりました。
もしかしてS社の人かしら…?
モノファニーってキャラは何かとゲロを吐くキャラなんですが、
問題の上に吐いてしまった…という感じの話です。
私自身はこういうの好きなので楽しかったです。
途中の問題がやたら別解が出て、結局文章になりそうな感じで答えを探したんだけど、
そういうパズルだったのかな…?